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インドの美しい刺繍

インド西部グジャラート州に位置するカッチ地方。

インドの最西端、パキスタンとの国境に位置する砂漠地帯ですが、

この地方の手工芸品の技術は、世界でも高く評価されています。

特に有名なのは、長い歴史の中で受け継がれてきた刺繍の技術。

砂漠地帯で布の劣化が早く、パッチワークや刺繍などで布の強度を高める目的もあったのかもしれません。

中でも有名なのがミラーワーク。

小さな鏡のまわりをぐるっとかがり、刺繍模様を際立たせています。

この地方の民族衣装にもまたミラーワークが使われており、太陽の光に反射し、刺繍を際立たせています。

もともとは魔除けの意味合いがあったミラーワークですが、今ではこの地方を代表する刺繍技法のひとつとなっています。

気の遠くなるような手仕事の末に出来上がるゴージャスなパターン。

様々な技法が使われ、見れば見るほど、その細やかさに驚かされます。

特に北インドでは、その地方特有の刺繍技術が、親から子へと長い年月をかけて伝えられてきました。

隣国が近かったり、他国の侵略などで、様々な文化の影響を受けてきたことも、刺繍の発展の一因と考えられています。

ラジャスタンのカッチ刺繍の他、ベンガル地方のカンタ、ウッテラプラデシュのチカンカリなども、その地方を代表する刺繍技術です。

 

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