南インドの結婚式準備、第2弾!
結婚式2日前あたりから、人の出入りが激しくなり、あわただしくなってきました。
様々な業者がやってくるし、親戚も続々と到着。
今回ご紹介するのは、玄関先の飾りつけ。
ココナッツの葉を編み込んで作った飾りをベースに、
バナナの実や花、ココナッツなど、南インドならではの植物を使って、
伝統的なデコレーションを作っていきます。
南インドの結婚式には、このような日常生活に不可欠な、身近な食べ物や植物が
大きな役割を果たします。
バナナは一本の木から多くの実をつけることから、
家族の繁栄を象徴するものと考えられているようです。
バナナの実だけでなく、バナナの葉、バナナの花も飾られました。
日本ではなかなか見る機会がありませんが、
紫色の蕾のような形をしているのが、バナナの花です。
これが完成形。
木や枝、葉っぱや実、人工的なものも機材も一切使わず、
身近な自然からの恵みを、全て手作業でデコレーションにした職人技。
ちなみに入り口のドアは、マンゴの葉っぱで飾りつけました。
次回は、結婚式のために地面に描いたアートをご紹介します。
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