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インドの水事情

インドに行くたびに思い知らされること、

それはいかに私たちが水を無駄にしているかということ。

水が大切だということは頭では誰もが知っている。

でも、蛇口をひねれば水が出てくることに慣れている私たちにとって、

水のありがたさ、水の大切さ、水の使用量を考えるチャンスはあまりない。

たとえばシャワー。

いったいどれだけの水を使っているのだろうか。

bathing

インドの実家のお風呂はこんな感じ。

子どもが入っている大きなバケツに水をため、

子どもが持っている小さな洗面器でバケツの水を汲んで使う。

髪の毛を洗うのに、バケツ半分の水を使うんだな…

などと目で見てわかるのだ。

時にはタンクにためた水がなくなって、蛇口をひねっても水が出てこないこともある。

蛇口をひねればいつでも水が出てくる…

日本の当たり前は決して当たり前ではない。

一番大変なのは飲み水。

蛇口から出てくる水は飲める水ではないので、洗濯やシャワー、洗い物などに使う。

では飲み水はいったいどこから?

実家の庭には、飲み水が流れてくる別のホースが存在する。

しかもいつでも流れてくるわけではない。

2週間に1度、政府が栓をあけ飲み水を流すようだ。

しかもその日時は定められていない?のか守られていない?のか、

夜中の2時ごろに飲み水がくるという知らせが急に流れ、

急遽、飲み水を確保するために起こされる。

water-bottle

写真奥に写っているのが常備してある水がめの一部。

夜中の2時だというのに、ご近所さんはみな飲み水を確保するためにせっせと働いている。

我が家も流れてくる飲み水を大切に大切に水がめに確保し、それをキッチンへ移動。

そんな作業が夜中3時ごろまで続いた。

蛇口をひねれば、いつでも水を飲める…

のではない。

2週間分の飲み水を確保するためには大変な作業が必要とされる。

だからこそ、飲み水は大切に大切に飲む。

大切にしなければ、10日後「飲み水がない!」ということになりかねないから。

無限に水が流れてくるかのように錯覚させられる日本と違い、

無駄にすれば水がなくなることを日々実感しながらの生活。

日本の生活と比べれば不便。

けれども、そんな不便な日常を通して

私も子供たちも水の大切さを教えてもらっている。

いくら図鑑を読んでも、いくら頭で理解していても、

実体験には到底かなわない。

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