インドの常識


それぞれの文化にはそれぞれの常識や暗黙の了解がある。

当たり前と思っていても、異なる文化では当たり前でなかったり、

非常識と思えることが、常識だったり・・・

またその反対もある。

 

異文化との出会いは、

いかに無意識のうちに“常識”と言われるものを

当たり前のように身につけてきたかを気づかせてくれる。

そして、その常識は一部でしか通用しないことがあることを

身をもって理解させてくれる。

 

1.水は手渡し

初めてインド人の友人を自宅に招いた時、

ダンナサマから

友人が到着したら、まず水をあげてね

と言われた。

早速グラスに水を注ぎ、コースターを用意。

お水をどうぞといいながら、テーブルの上に静かに置く。

何も間違ったことはしていないハズ・・・

 

でも、これがインドの常識では失礼にあたることだったのだ。

お水は必ず手渡し。これが鉄則。

真夏の暑い日でも、氷など入れてはダメ。

常温が鉄則。

 

2.訪問者には必ずご馳走を

先日もインド人の友人が訪問してきたのだが、

何時に到着するのかも、

何時間滞在するのかも分からない。

分かっているのはベビーに会いに来るということだけ。

でもAmmaは朝から友人のために、おご馳走を作っている。

食べないで帰るかもしれないのに・・・

 

一方、日本人の友人は

忙しいだろうから、お構いなく~

と食事の時間を避けて

お茶の時間を楽しんで帰る。

何となく、それが暗黙の了解。

だからこちらもお茶だけを用意して待つ。

 

さて、インドの常識はというと、

訪問者には必ずご馳走を用意して歓待。

何時に来ようが、何時に帰ろうが、

ご馳走は必須。

食事が用意されていないことは失礼にあたる。

そして訪ねてくる側もまた、

食事が用意されていることを分かっている。

誰も尋ねないけれど、それがお互いの暗黙の了解。

 

そういえば、我が家に助産師さんが訪問してくれた時も、

チャイ飲んでいくかしら?

ご飯は食べていくかしら?

と私に聞いていたのを思い出す。

インドで訪問客を迎え入れるのは大変だ・・・

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