3月11日の大震災に関するニュースはインドでもトップニュースとなった。
特に津波、そして原発のニュースは、
インドの人々にとっても非常に身近な問題。
インドで流れているニュースを見て、沢山の人たちが心配して電話をくれた。
インドの英語によるニュース CNN-IBN
東京に住むインド人の多くも、日本を離れインドへ一時避難。
ダンナサマの会社も、他のインド系企業と同じく、
大震災の数日後、チャーター便で全社員とその家族を帰国させた。
私たちは日本に残っていたのだが、同僚は全員帰国。
このまま誰も帰ってこないのではないか・・・
との不安を抱えつつ数日を過ごしたが、
無事、今週から仕事に復帰出来た。
特に日本語の分からない外国人、
初めて地震を経験する外国人にとって、
引き続き起こる余震、理解できない言葉で流れ続ける原発のニュース、
そして海外メディアの情報は、
より一層恐怖をかりたてたに違いない。
家族のいるところに早く帰りたいと思うのは当然なこと・・・
この大震災の被災地を支援するため、インド政府は
毛布2万5000枚、水1万本を被災地に届け、
被災地に救援隊を派遣。
インドの救援隊が日本に派遣されるのは初めてらしい。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110326/k10014913991000.html
また、ニューデリーを初め、様々な場所で犠牲者への追悼式が行われているようだ。
タミルナード州のスーパースター、ラジニも被災地へ義援金を送った。
Rajini Kanth(ラジニカーント) といえば、
日本でも話題となったタミル映画、「踊るマハラジャ」の主人公役をした超有名俳優。
ラジニが津波被災地へ義援金を
このように、様々なかたちでインドから支援の手や追悼の声が届いている。
一時避難したインド人も、また日本へ戻ってきて活躍してほしい。
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