インドに対するステレオタイプ


インド、インド人と聞くと、どんなことをまず思い浮かべるだろう。

カレー、ナン、香辛料、ターバン、暑い国・・・

不衛生、汚いといったイメージや

時間にルーズ、適当、おおざっぱ、交渉好き、主張が強い、楽観的などの

人に対するイメージもあるかもしれない。

 

以前ご紹介したとおり、ナンは家庭では食べないし、

カレーといっても日本のカレーとは全く違う。

ターバンだって巻いている人はごくわずか。

南インドではほとんど見ない。

冬にデリーへ行った時は、寒くてダウンジャケットを着ていたことも。

イメージってどうやって植え付けられるのだろう・・・

情報が溢れているからこそ、様々なことを知ることが出来る。

その一方、与えられた情報のみに頼っていると

ステレオタイプに陥りやすいのかもしれない。

 

不衛生?

不衛生なところが沢山あるのは否めない。

しかし、以外とキレイ好きのインド人は多い気がする。

毎日シャワーを浴び隅々まで洗う。鼻の穴も喉の奥も、耳の中も。

 

埃がかぶらないようにパソコンやリモコンにカバーをつけている家庭も多い。

インドの実家では、毎日掃除を欠かさないし、洗濯も頻繁にする。

 

暑い夏になると、男の人は細菌がたまりやすい脇の下などの毛をカット。

いつも体を清潔に保つことを心がける。

若い男の子の間では、鼻の黒ずみを取りにサロン?へ行く人も :O

 

ある部分では不衛生・・・

でも違う部分では、結構清潔・・・

 

インド時間?

確かにインド時間というものが存在する。

7時に出かける予定をしても、実際は8時半出発になったり・・・

でも、それが時間にルーズということには結びつかない。

 

ダンナサマは常に5分前を心がける日本人みたいなインド人。

待ち合わせで今まで待たされたことはない。

反対に日本人の私がいつも遅れ、

「ごめん・・・インド時間で出ちゃった」などと、笑ってごまかしていたものだ。

 

今でも時間には結構うるさい。

少々遅れてもいいかという私と違い、遅刻が大嫌いな性格。

それは来日する以前からのようだ。

人を待たせたり、何かの開始時間に間に合わないということを嫌う。

この人は本当にインド人だろうか・・・時々そんなことを思わされる。

 

ただ、そんなインド人らしからぬダンナサマも、待つことでイライラしたりはしない。

人を待たせることはキライだが、待つことはそんなに苦にならないようだ。

その時の状況や待ち合わせする相手によって、

相手を待たせない適当な時間を選んで出発する。

 

一方、ダンナサマの弟は時間を全く気にしない。

日本に来た時も、10時の電車に乗るつもりでみんな準備をしているのに、

9時55分に1人起き出しシャワーを浴び始める。

そんな姿を見て、わたしは気が気ではない。

せっかく電車の時間調べてあげたのに・・・

でも、待っているインド人の友達もせかす様子は全くない。

1人でイライラする私。

そんな私に一言。

「駅の人に聞くから大丈夫だよ。誰かに聞くと、思いがけないことまで教えてくれたり、

おもしろいことや得なことがあったりするんだあ~。」と無邪気に笑う。

何だか、こちらが悪いことをした気分になってしまう。

 

人によりけり。性格によりけり。

では会社はどうだろうか。

会社にもよるが、海外進出している大企業ではレスポンスも早い!

オンラインチャットで即時に問題を解決してくれたり、

メールを出せば次の日には返事が届いている。

何度プッシュしても、納期を守れない会社もあれば、

最短納期で届けてくれる会社もある。

「どうせインドだから・・・」

そんなステレオタイプはよくないな・・・

そう反省したものだ。

 

何でも generalize するのは便利で都合がよい。

そして、何かを知るのに、説明するのに役に立つ。

でも、それが全てに適応すると思ったら大間違い。痛い目にあう。

常に、自分の価値観や知っていることが全てではないこと、

そして自分の持っているイメージからちょっと離れて

他のアングルから見てみることを忘れないこと。

そんな簡単そうで難しいことが、結構大切だな~

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