インドの足といえば、オートリキシャ。
タミルナードゥの州都、チェンナイでも
あらゆる所を猛スピードですり抜けていく優れもの☆
これなしでは、どこに行くにも困ってしまう・・・
インドといえば交渉の国。
このオートリキシャも、乗る前にしっかり金額交渉しなければ大変なことになる。
ドライバーは人それぞれ。
時々笑顔のカワイイおじちゃんに出会ったり、喋りまくるお兄さんだったり・・・
それぞれ神様シールを貼ったりと、狭いながらも自分の仕事場をつくりあげている。
カメラを向ければ、カメラ目線で笑ってくれるドライバーも多い。
そんなインドの足の代表者、オートリキシャであるが、
日本の新聞記事によると、最近新たなインドの足が生まれたらしい。
以下は、その新聞記事から得た情報。
初期:自転車(人力車)
英領時代に導入された、日本の人力車がインドの”リキシャ”の原型らしい。
この自転車型リキシャはインドではあまり見られなくなったが、
バングラデシュに行くと、すさまじい数の自転車型リキシャが走っていた。
しかも、屋根付きでカラフル!
現在:オートリキシャ(動力付き)
私も大好きな現在のインドの足 ♪
しかし、排気ガスの問題が重要視されてきた。
あれだけの数が競争するように走っていれば、当然といえば当然だが・・・
ニューデリー周辺だけでも、推定15万台が走るとか。
未来:”e リック” (電池式エコリキシャ)
これはスゴイ!!!
ニューデリーの市当局は、この新型リキシャの導入を検討しているそうだ。
なんともカッコイイ!!!
エコロジーと電動の頭文字をとって ”e リック” と命名。
最高時速は自転車リキシャとオートリキシャの中間ぐらい。
交渉次第の料金も透明化するとのこと。→ 出来るのかな?
将来的には、完全にこのeリックに置き換えるのだそうだ。
でも、価格は1台約20万。TATAのNANOと一緒ぐらい。
ん~~~
金額の高さや利便性、速さ、耐久性など、
なかなかスムーズにはいかない気がする。
もちろんエコには大賛成だが、
交渉次第で安く、そして早く
目的地まで着けるオートリキシャはやっぱり便利で魅力的。
エコリキシャになれば、接客マナーも身につけてもらうとか。
ドライバーの当たりハズレ、ドライバーの口ずさむ歌、大音量の音楽、
ドライバーのトーク、時々ドライバーの友達が乗ってきたり・・・
そんなハチャメチャなドライブが消えてしまうかも。
環境にいいのに越したことはない。
でも、クラクションを鳴らしながら
車をすり抜けていく黄色の箱が消えてしまうのは
なんだか寂しい・・・
今度ニューデリーに行った時には、是非 ”eリック” に乗ってみたい☆
その際は、感想をまたブログで。
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eリックsimpleな作りなのに、高額ね。
BBCでも放送されたみたい。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/from_our_own_correspondent/8744222.stm