インドから学ぶ Eco Life

インドとエコ・・・

あまり結びつかない気がします。

でもインドでの日常生活には、様々な Eco Life を見つけることが出来ます。


1.シャワー

出張でインドに行っていた時は、

ホテルで日本と同じようにシャワーを浴びていました。

といっても、日本のように勢いよく水が出てくる訳ではありませんが・・・

そんなわたしも、実家ではインド式で。


シャワーは使いません。

蛇口から必要な量だけ溜めて使います。

Bathroom

まず、大きなプラスチックのバケツに水を入れ、

そこから、小さな取っ手付の桶で水を汲んで洗います。

髪の毛の短い私は、大体バケツ2杯~2杯半で、髪と体が洗えます。

たったそれだけで、十分なのです。


一体日本では、このバケツ何杯くらいの水を使っているんだろう・・・

どのくらいの水を無駄に流しているんだろう・・・

そう考えざるを得ません。


水、電気の使いすぎに厳しいダンナサマの言うとおり、

シャワーは使う時だけ出す。

使わない時は、”こまめに”止める。

そんなちょっとした心がけで、日本での生活でも、

少しは無駄がなくなります。


深刻な水不足に悩まされるインド。

周囲の国と、水争奪戦争が繰り広げられています。

そんなインドでの暮らしでは、シャワーだけでなく様々なところで

水をいかに大切にしているかを思い知らされます。


2.トイレ

トイレを流すのに、どのくらいの水が使われているか知っていますか?

約10~15リットル


今まで考えたこともなかった私ですが、

インドの実家で、自力で水を流さなければならなくなり・・・

タンクに水を溜めようと思うと、

かなり大量の水が必要なことに初めて気づかされました。

日本のトイレよりもタンクが小さいのに・・・

トイレに行くたびに、こんな大量の水を消費していたのかとビックリした瞬間でした

:O


実家のように、水洗洋式のところも増えてきましたが、

街のレストランなどでトイレにはいると、こんな感じ。

水のタンクもトイレットペーパーもありません!


自動的に水は流れません。

蛇口から小さな桶に水を汲んで、トイレに流します。

これなら、あまり水を使わずに流せます。

インド式トイレ インド式トイレ2

ご存知のとおり、インドの人々はトイレットペーパーを使いません。

実家でも同様。

私が泊まる時だけ、トイレットペーパーが出現します。


日本と比べると何でも安いインドですが、トイレットペーパーだけは別。

その値段の高さにはビックリさせられました。

日本よりも高かったように記憶しています。


では、トイレットペーパーなしに、どのようにキレイにするのか。

いわば、”アナログウォシュレット”。

つまり、自分で水をかけて洗浄するわけです。

先ほど出てきた小さな桶に水をいれ、右手で持ちます。

そして、水を流しながら左手で洗う。

あるいは、このようにシャワーが備え付けられているところも。

お尻洗い

実家にもこんなシャワーが便器の横に。

でも、手で洗浄することに変わりはなく、

未だ試す気になれません・・・

やっぱりトイレットペーパーが必要。


ちょっと話がずれてしまいましたが、

インドの人々はトイレットペーパーもティッシュペーパーも使いません。

それは文化で、エコとはいいませんが、

インドの実家でしばらく生活すると、

自分がいかにペーパー類を大量に消費しているかを思わされます。

インドでの暮らしは、そんな日々の大量消費について考えさせてくれるのです。


3.ゴミ

これ、何だか分かりますか?

実家の玄関前で見かけた光景・・・

ゴミ

この小さなリヤカー1つで、この地域のゴミを集めているのです。

日本だったら、3件回ればすぐに一杯になってしまうくらいの大きさ。

実家のゴミの量は、二人暮らしの私たち夫婦の1/5以下。


ティッシュペーパー等、ペーパー類がない

野菜や果物は、端の端まで使い切る

包装紙やパック、プラスチックバッグがない

飲み物は水

広告紙がない・・・

つまり、ゴミになるようなものがあまりないのです。


肉や魚、野菜、についてくるトレイ

毎日ポストに大量に入っている広告

ティッシュペーパーやキッチンペーパー

包装紙・・・

日本での生活には、ゴミになるようなものがいっぱい☆


4.キッチン

Amma(お母さん)から料理を教えてもらった1ヶ月間。

料理だけでなく、キッチンでの Eco についても学びました。


① 食べ物を無駄にしない

ここは、固いから・・・ここは、ちょっと汚れているし・・・

そう思って捨ててしまう野菜の切れ端。

どんなに小さくても、Ammaは見逃しません。

「そこも使えるわよ~」

皮だって、多少ついていても大丈夫。


日本の母からも、”無駄にしない”ように言われて育ったはずですが、

Ammaは、”無駄を最小限に” というよりも ”全て使い切る”

野菜を切った後、少しの皮だけで、ほとんど生ゴミが出ないのです・・・


ミキサーにかけてペースト状にした具材。

これだって無駄にしません。使い切ります。

ミキサーに少量の水を入れ、指を使いながら、

端に残っている具材全てを取り出します。

洗った後のようにキレイになっているミキサー。

洗うのだって楽になりました。


② 水を使いすぎない

洗い物の際は水を無駄にしないよう、とにかく ”こまめに” 水を止めます。

それだけでなく、水もチョロチョロ流れるくらい。

私は”ジャー”と思い切り水を流したいのですが、Ammaはいつも”チョロチョロ”

確かに不必要に勢いよく流しすぎているかも 🙁

必要最小限の勢いで、必要最小限の水を出す。

Ammaの無意識の Eco。


洗い物についている汚れ、どうしますか?

私は最初に水で汚れを落とし、それから洗剤で洗います。

Ammaはそんなわたしに ”no no” と言って、

自分の指で器用に汚れを全て取り除きます。

ダンナサマも同じ。

手で食べる習慣が身についているインドの人たちは、

右手の指をとても器用に使います。

私が同じことをやっても、彼らのように汚れた食器をキレイにすることは出来ません。


流しに置かれた食器や鍋、ビンなど、

既に洗ったようにキレイなのです。

だから、洗うのに時間も水も最小限で済むわけです。


③ サランラップは不必要

何でもサランラップをかけて保存する私。

Ammaにサランラップをお土産にしましたが、

未だ使った形跡はありません。

それもそのはず。


私がサランラップを使おうとすると、

”no no” と言って、適当なフタになるものを見つけてくれます。


でも、ご飯を小分けにして冷凍したり、

私にとってサランラップは必需品☆

つくりおきや、冷凍にして保存ということをしないAmmaにとっては

ただの”ゴミを作り出すもの” でしかないのかもしれません。

2 thoughts on “インドから学ぶ Eco Life”

  1. 私のアメリカのおかあさんも水の使い方にはうるさかったです。お皿を洗うときはちょろちょろ水を出すこと。一枚洗ってそのお皿を上げざるに左手で置く間、右手で水を止める。これを繰り返して全部の食器を洗うのです。私も家でこの方法で食器を洗ってみましたら、なんと水道代が約1週間分減ったのです! 
    ティッシュペーパーは使いません。お皿の汚れは残ったパンでふき取り、口へ。おなべの汚れも指でふきとって口へ。

    ドイツやイタリアの市場に行くと野菜も魚も秤売りをしてくれて、それを新聞紙で作った三角の袋に入れて渡してくれます。昔の日本のように。日本人が一番エコから遠いのかな?水や紙を沢山使うのが文明人みたいに錯覚してしまったのかなとちょっと反省しました。

  2. missyさん、いつも読んでくれてありがとうございます 🙂
    ちょろちょろ水などで、1週間分も変わるんですか?!やっぱり使いすぎているんですね。
    日本も秤売りしてくれるといいなとよく思います。2人分だと、野菜などは使い切る前にダメになっちゃうので。
    八百屋、魚屋、肉屋の時代から大きなスーパーに変わることで便利にはなったけれど、
    ゴミは増え、コミュニケーションは減り・・・
    インドの実家に行くと、私たちはバイクでスーパーへ買い物。
    両親はマイバッグを持って、歩いて昔ながらの小さな店へ。
    近代と一昔前が混在しているインドに行くと、時代の流れを感じることが沢山です。

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