Hindu Gods II (Ganesha)


ヒンドゥー教で最も有名な神様、

それはガネーシャ。

インドではもちろんのこと、

日本でもガネーシャは大人気。

アジアン雑貨店などに行くと、必ずガネーシャの置物やグッズが並んでいる。

どうしてこんなに人気があるのだろう・・・


ガネーシャは、最高神の1人であるシバ神とパールヴァティーの長男とされている。

次男は、以前紹介したムルガン神。

サンスクリットで、GANAHとは「群集、大衆」、ISAとは「主」という意味。

よって、GANESA(GANESHA)とは、「万物の主」。

あらゆる障害を取り除いてくれる神様として信仰されているだけでなく、

ヒンドゥーの人々は、ビジネスを始める時、新しい生活をスタートさせる時など、

何かを始める時には、まずガネーシャに祈りを捧げる。

寺院でも入り口に最初にいるのは、ガネーシャ。


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ガネーシャは、人間の体に象の頭をもつ神様。

4本の腕と、片方折れている牙をもち、

大きなお腹で片足を折り曲げて座っている。

彼の足元には様々な食べ物があり、

そのそばでは、ねずみがガネーシャを見上げている。


ガネーシャは、「人間の完成形」、究極至高の形を象徴する神。

しかしながら、その神を見上げるねずみによって、

その完成形に少しでも近づける道があるのだということが暗示されている。

このように、ガネーシャのみならず、神様の描写ひとつひとつには、

実は深い意味が隠されているのである。


例えば・・・


1.ガネーシャの鼻 = 知性、智恵から生まれる識別能力を象徴

知性にはGross Intellect と Subtle Intellect があると言われている。

Gross Intellect とは、

「この世」の領域で適用される識別能力。

つまり、朝と夜、喜びと悲しみ・・・など

2つの異なるものを見分ける能力である。


一方、Subtle Intellect とは、

「無限なるもの」と「限りあるもの」とを識別する能力。


ガネーシャは、この2つの識別能力を兼ね備えた存在であるとされる。

つまり、この世に関することだけでなく、

それを超越した世界への確固たる知識と理解を持った存在。

物質社会精神世界の領域を超えた、

完全なる知性を持った存在なのである。


象の鼻は、大きな木を倒すことも出来るが、

同時に小さな釘を掴み取るといった、繊細な動きも出来る。

Gross と Subtle… どちらの動きも出来る象の鼻

その鼻がGross Intellect と Subtle Intellect を象徴しているのである。


調べれば調べるほど、哲学的な領域に入り、

おもしろいけれど難しい話になってくる・・・


♪♪♪ Ganeshaを讃えるリミックス音楽を聞いて一息 ♪♪♪

Ganesha Mantra – Wah (Must See)

2.片方が折れた牙 = 相反するものへの超越を象徴

鼻が象徴するように、

人間の完成の姿とは、至高の知性に根ざすもの。

その至高の知性を備えたガネーシャは、

この世に存在する「相反する2つのもの」に支配されない、縛られない存在。


通常、人は1つのものを取り、相反するものは投げ捨ててしまう。

単に好きか嫌いかで行動してしまいがちである。

しかし、完全な人間は違う。

ガネーシャの折れた牙と折れていない牙、

この2つの異なる牙を同時に持っていることは、

相反するものに左右されない人間の完全な姿

を象徴しているのである。


アメリカ留学中、似たようなことをクラスで学んだ。

何の授業だったかは忘れてしまったけれど・・・


人間は、2つの相反するものに視野も思考も支配されてしまいがち。

良いのか悪いのか、得か損か、好きか嫌いか、賛成か反対か・・・

しかし、そのものの本質を見極めるには、

両極端を見ていてはだめ。

一歩、後ろに下がって全体を見なさい。

2極を見ることに縛られていると、

物事の全体像が掴めません。

そう教えられた。こんな形で思い出すとは・・・

:)


♪♪♪ 今度はとってもインドっぽい音楽で一息 ♪♪♪

Ganesha Mantra – Jai Ganesh

3.大きなお腹 = 消費、消化の象徴

ガネーシャの大きなお腹は、

あらゆる経験を消化する能力を備えていることを示している。

つまり、戦争と平和、誕生と死など、

あらゆるこの世の変動に左右されず、

全てを消化することが出来るのだ。

それが、人間の完成形であるガネーシャの姿なのである。


調べれば調べるほど、奥が深い

:O

インドで購入した本を読んで、少しずつ勉強しようと思っている。


信仰する対象は違えど、

ヒンドゥー教の古い神話や描写に隠された意味、

そこには、共感するものが多くある。

私たち夫婦はお互いそう感じているらしい・・・

だからこそ、お互いの宗教を知りたいと思えるのかもしれない。


最後に我が家にいるガネーシャ神を紹介 ☆

サイズ小さいけれど、結構沢山いました :)

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