インドから見た日本 I 3


先日ニュースをみていたら

就職活動についての特集があった。

研修で、社会人としてのマナーを学ぶ学生たち。


挨拶の仕方

名刺の渡し方、受け取り方

お辞儀の仕方

電話の取り方・・・


同じような服を着て

同じようなバッグを持った

同じぐらいの歳の男女が

同じように How To を学んでいる


日本人ならば

あぁ~就職活動大変だな~

で終わってしまうところだが、

ダンナサマは一言

「だから日本人はみんな同じなんだ・・・」

???

誰に電話をしても

同じように話すし

誰に会っても

同じような対応だし

みんな同じような格好をしてるし・・・

インドではあり得ないよ。


ダンナサマは続けてもう一言

「だからみんな人形みたいになっちゃう・・・」

そう見えるのだろうか・・・

:(

満員電車に揺られ横浜駅で乗り換えをしていた時、

数百人が

無言で

一斉に

足早に、でも同じリズムで

下を向いて

同じ方向へ歩いていく・・・

まるでベルトコンベアーに乗せられた人形のように・・・


その何百人中の1人だった私。

朝、ホームで流れる小鳥のさえずり ♪

和ませてくれたのは数日だけだった。

数日後からはただの電子音でしかなくなる。

いつも同じように流れる音に騙されなくなる。


いつかダンナサマに言われたことがある。

「僕たちは仕事のために生活してるんじゃない・・・

生活するために働いてるんだよ。

日本人は仕事に真面目すぎるのだろうか・・・

それとも懲りすぎるのだろうか・・・


もちろん日本人がみんなそうなのではないが、

いつの間にか仕事が最優先され、

生活を楽しむことを、

家族や友人との時間を、

そして、空を見上げ大地で息づく草花を見、風を感じ四季を感じる、

そんな心の余裕を、

いつのまにか犠牲にしてしまってはいないだろうか・・・


数分のニュースだったが、

ダンナサマの一言で

そんなことをぼんやりと考えさせられてしまった。

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3 thoughts on “インドから見た日本 I

  • Becky

    だんな様の意見鋭いよね。企業は流れに乗る人材を求めてるのよ。リクルートスーツを着るのは企業の意見におとなしく従いますという意思表明。
    先日大企業の入社式でのこと「君たちが80歳になった時を想像してごらん。孫たちに囲まれてお小遣いを上げて皆笑顔!になるためには40年間会社のために働いてこそ得られる幸せ・・・」これが幸せと形にはめて新入社員に訓示をする事自体おかしいね。生活の質と余裕大賛成。文章上手いね!楽しみに読んでます。

  • Ryo

    人形のようにロボットのように見えて、実は個性のある人間。そんな狭間で不器用に生きてる今は、さながら大人の思春期かも。

  • cocowa

    誰もが生活の質と余裕を求めてるだろうけれど、でもそれは働かないと得られないもの:( 働き方は人それぞれ。仕事の定義も幸せの定義も人それぞれ。だから、これが正しいとか、いいとかは言えない。
    ただ、仕事に追われ四六時中仕事に縛られ、周りの人と接することも苦痛になり、庭先の花が枯れようが、春になって桜が咲こうが無関心・・・家では寝るだけ。笑う元気もない・・・そんな風にはなりたくないなぁ。:) なんて、私が言えることではないけれど。
    Ryoさん、以前のように働きすぎに注意してくださいね。プライベートで個性丸出し&いっぱい笑って、月曜日からまたロボット装備で頑張って!